Interviews
市場部門
Y. Takano
マネジング・ディレクター
法学部卒
入社動機Motivation to Join the Company
シティに入社するきっかけは同業で働いている私の兄でした。司法試験の勉強に手詰まりを感じていたところ、金融業界でのインターンシップを紹介してくれました。当初は専攻がら投資銀行を目指していましたが、セミナーや懇親会を通じてセールス & トレーディングの社員と話すようになり、その仕事内容およびその人柄に惹かれていきました。数ある金融機関の中からシティを選んだのも、一緒に働きたいと思う人が最も多くいたこと、そしてそこでセールス & トレーディングに挑戦してみたいと思ったからです。
キャリアステップCareer Step
入社後ニューヨークとロンドンの海外研修を終えて、最終日に金利ストラクチャリング部に配属が決まりました。そんな自分に転機が訪れたのは配属から2年を経過した頃、シティのアジア育成プログラムに参加してみないかと当時の上司から提案されました。これまでの仕事とは全く異なり、マニラ・シンガポール・上海・ムンバイという拠点をベースにアジア市場で1年超のプロジェクトを行うもので、日本からは私が初参加となりました。今ではこの経験が宝物になっています。帰国後は、現在のチームの前身である事業法人営業部に所属し、以来、ストラクチャリングおよび新興国での経験をもとに、お客様にソリューションを提供しています。
業務内容Business Content
ソリューション営業本部は、金融機関・事業法人・公共法人を対象として、お客様の抱える問題に総合的に取り組み、ソリューションを提供するチームです。私はその中で新規案件に関わるオリジネーションを統括、M&Aなど企業買収に伴う市場リスクマネジメント、外貨資金調達、資金の持ち方、クロスボーダーにおける資金決済など、様々なテーマについて取り組んでいます。学生の皆さんが想像するような電話での営業もする一方、提案資料を作成してお客様を訪問することもあります。数ヶ月かかるプロジェクトに携わることも多くあります。金融についてだけでなく、会計・税務・法律・規制などの分野にも対応できる柔軟性と知識の幅が求められ、非常にやり甲斐がある部署です。
仕事のやりがい・醍醐味Rewarding
私の仕事でやりがいを感じるのは、お客様から信頼されたと感じる瞬間です。2014年半ばから担当している新規のお客様がいますが、金融商品・法律・会計・税務と様々な分野にまたがる非常に難しいテーマに取り組んだ結果、2015年夏に念願がかない、そのお客様と取引をすることができました。そして、そのお客様から、「沢山の金融機関からご提案を受けることがありますが、高野さんが唯一辛抱強く提案してくれたため、取引しました」とのお言葉をいただいた際には、これまでの努力が報われ、この仕事を続けていて本当に良かったと思いました。
今後の目標Future
仕事は常に自分との挑戦だと思っています。2017年、シティの中で同じキャリアステージにいるグローバルの同僚と3ヶ月間のプロジェクトに携わる機会に恵まれました。その経験を通じて、シティの規模と人材の豊富さを改めて実感し、グローバルに活躍できる人材になりたいと思いました。これから金融業界はテクノロジーの発展と共に変化を続けていくことが予想されますが、その変化を恐れるのではなく、変化に積極的に対応し、挑戦を続けていきたいです。そしてその第一歩として今年新たに任された役割を、責任を持って全うし、会社を引っ張っていけるような存在になりたいと思います。
学生へのメッセージMessage
シティには皆さんの想像をはるかに超える成長や挑戦、出会いの機会があります。外資系金融機関で特にセールス & トレーディングとなると仕事内容など不安が多いかもしれません。ただ法学部法律学科出身だった私がセールス＆トレーディングを務めたように、就職に限界はありません。是非一度、シティのセミナーやインターンシップに参加して会社のことを知っていただければと思います。もしそこに、私が感じたように、一緒に働きたいと思える人がいた場合、シティで一緒にビジネスを盛り上げていきましょう。皆さんをお待ちしています。
一日のスケジュールSchedule of the Day
起床してから出社までの間に、夜間に受信したメールや関連ニュースを確認します。朝9時前に出社し、午前中はアジア地域の同僚からのメール対応や、商品部、法務部、審査部などとの社内の打ち合わせを通して、お客様への提案を具体化していきます。ランチはオフィス周辺で食べます。午後は、欧州地域の同僚とコミュニケーションを取ったり、お客様とのミーティング、内部審査の取得などを行います。退社は大体20時頃ですが、自分でスケジュールを調整することができるので、日によっては早く退社して、友人との食事や趣味の時間に使います。