Securities Services証券サービス部門
証券サービス部門は、証券取引に付随する4つのサービス業務(株式、債券の保護預かりと決済を担うカストディ業務、ファンド運営を補助するファンドサービス業務、担保管理業務、証券貸借業務)を、世界の機関投資家に対して提供しています。シティの特徴であり強みでもある世界60か国以上に渡るグローバルネットワークを活用したビジネスであり、資本効率が高い成長分野でもあります。日本においては、日本国内から海外へ投資する機関投資家、また海外から日本に投資する機関投資家に対して、カストディ業務を中心に提供しています。グローバル・ビジネスであり、多国籍の職場環境の中で個人の成長を目指す事ができます。
業務内容
カストディ・ファンド・サービス
シティグループ証券におけるカストディ・ファンド・サービス本部は、日本の機関投資家が保有する外貨建資産の保護預かりを行うカストディ業務を提供しています。投資家が外貨建資産に投資する際、海外での証券保管が必要となりますが、複数国のカストディ銀行を個別に利用することなく単一窓口として海外資産の一括管理を可能にするのが、グローバル・カストディです。このような世界への投資(アウトバウンド・フロー)は今後も増加が見込まれる成長分野で、シティは日本のビジネス投資・拡大にコミットしています。
ダイレクト・カストディ・クリアリング
シティバンク、エヌ・エイ東京支店におけるダイレクト・カストディ・クリアリング本部は、日本に投資を行う世界の機関投資家(インバウンド・フロー)に対し、日本株・日本国債の決済、および保護預かり業務を行っています。東京証券取引所参加者の70%は海外投資家(非居住者)である事実からもわかる通り、海外投資家から国内市場へのアクセス需要は今後も継続し、増加すると見込まれます。日本に根差したグローバルな金融機関としてシティは継続して投資を強化し、ビジネスの成長・顧客ベースの増加を目標としています。