Interviews

市場部門

M. Motomune

バイスプレジデント

工学研究科卒

営業からストラクチャラ―へ
世界中の同僚と協力し、
顧客ニーズに合わせた提案を

入社動機Motivation to Join the Company

インターンシップでは市場部門を含め、複数のイベントに参加しました。時々刻々と変化するマーケットの中でビジネスをするということが面白そうだと感じ、市場部門を志望するようになりました。シティを選んだ理由は、一緒に働きたいと思った人が多くいたからです。一人ひとりが自分の仕事が好きで、努力を重ねており、そして各チームが一丸となって仕事に取り組んでいるところが特に魅力的だと感じました。

キャリアステップCareer Step

2017年に新卒として入社し、1か月の研修を経て外国債券の営業へ配属され、OJTが始まりました。夏には1か月のニューヨークオフィスでの新卒研修にも参加し、各商品に関する知識を習得するとともに、現地の営業やトレーダーともネットワークを作ることができました。帰国したタイミングでお客様を担当するようになり、4年間外国債券の営業として、国債を中心に、金利スワップ、通貨スワップ、オプションなどのデリバティブ商品の売買を取り扱いました。徐々に、より幅広いプロダクトに携わりたいと思うようになり、2021年、金利為替ストラクチャリングへ社内異動し、現在に至ります。

業務内容Business Content

金利為替ストラクチャリングとして、主に債券の発行や、ストラクチャード商品の組成に携わっています。債券の発行では、国外の発行体の債券を本邦の機関投資家のお客様向けに販売しています。ストラクチャリングの仕事は、お客様ごとに異なるニーズに対応し、適切な発行体を提案、お取引につなげることです。発行マーケットの情報を提供したり、発行体とのミーティングをアレンジしたり、実際の仕事は多岐にわたります。

一日のスケジュールSchedule of the Day

朝出社して、最初にオーバーナイトのマーケットと、発行関連のアップデートなどを確認します。その後、営業が朝からスムーズにお客様にコミュニケーションできるように、資料作成などはできるだけ早い時間に済ませます。場中は取引やその処理をこなしつつ、適宜営業に投資家の動向を聞き、今後の提案に向けて準備を進めます。午後には社内ミーティングや、営業とともにお客様を訪問することもあります。欧米の発行体とのコミュニケーションも必要となるため、夕方になるとロンドンやパリの同僚に引継ぎをして退社します。

仕事のやりがい・醍醐味Rewarding

以前の担当である外国債券の営業でも、現在の金利為替ストラクチャリングでも、日々刻々と変わるマーケットにおいて、顧客の変化するニーズをくみ取り、最適と思われる商品や戦略を提案することが重要です。決して容易ではないものの、国内外の同僚と協力し、社内のさまざまなリソースを活用しながら商品を提案していく過程は非常に面白いと感じています。

今後の目標Future

社内外から頼られる人材でありたいと思っています。そのためにマーケットに対する理解、商品に関する知識はまだまだ身に付けていく必要があると強く感じています。また、取り扱う商品の幅が広がる中、リスク管理や各種法規制など、金融機関を取り巻く最新の規制情報にも目を配る必要があり、日々勉強の毎日です。

学生へのメッセージMessage

色々な会社に足を運び、多くの社員と話してみることをお勧めします。投資銀行のビジネスは多岐にわたり、その全てを把握することは難しいかもしれませんが、ぜひ好奇心を持って質問してみてください。また、そういったコミュニケーションの中で会社の雰囲気・カルチャーを知り、尊敬できる先輩を見つけることが入社後もモチベーションを維持できる秘訣なのではないかと思います。