Interviews
財務部門
K. Nishimura
マネジング・ディレクター
CFO
MBA卒
入社動機Motivation to Join the Company
大学院でデリバティブの授業を受けた時に商品の深さや面白さに興味を持ち、それらを使ったビジネスを経験したく、キャリアの方向性が決まりました。シティを選んだ理由は沢山あります。チャレンジしたいポジションであったこと以外に、1)国際金融危機時、おそらく一番の危機状態にあったものの、そこから戦略を再構築し実行することで課されたさまざまな規制課題を乗り越え、ビジネスを大きく生き返らせた情熱・力強さ・リーダーシップ・チームワークを証明した企業、2)企業のビジョンとビジネス戦略が明確、3)人材の大切さを理解し積極的に投資をしている、等です。特に1番目に魅かれ次のステージを目指すシティの一員として貢献したいと思いました。
業務内容Business Content
日本のファイナンス部門には大きく分けて、コントローラー(プロダクトコントロール/商品会計、ファイナンシャルコントロール/経理)、トレジャリー(財務)、税務、そしてファイナンシャルプランニング&アナリシスの4つのチームがあります。ファイナンスの役割は多岐に亘りますが、主にシニアマネジメントやビジネスのパートナーとして、ビジネス戦略や環境を理解し、パフォーマンスの評価・分析・可視化による収益最大化への提案及び意思決定をサポートすること。加えて、正確なファイナンシャルの為のコントロールガバナンスの担保、及びファイナンシャルリソースの最適化等です。CFOとしてこれらのチームをリード・統括し、‘Be the best for our client’を実践します。
仕事のやりがい・醍醐味Rewarding
プロダクトコントロール出身ということもあり、ビジネスの近くでサポート出来ることにやりがいを感じます。資本や流動性というファイナンシャルリソースやブッキングモデル、会計ルール等を駆使したファイナンスならではのサポートでビジネスを実現できたり、収益を最大化出来たり、全社一丸になってビジネスを推進出来た時に達成感があります。もちろん基本は全ての分野における強固なコントロール、これを担保してこそのファイナンスの‘Add Value’だと考えます。
学生へのメッセージMessage
社会人という世界を考えた時、前に見えるのは、とても豊かな時間と沢山のOpportunityだと思います。若いのだから、人生のずっと先までも考えた完璧な答えを求めて就職活動をするよりも、小さな一歩で良いので自分が本当にPassionを感じるものに挑戦してください。長い道のりなので必ず調整が必要になると思いますが、それも全て自分の糧になると思えば楽しい前途になりますね。
一日のスケジュールSchedule of the Day
月曜日から木曜日はさまざまな会議をこなします。カントリーヘッド、各ビジネスヘッド、グローバルファンクションのシニアマネジメントとファイナンスの課題やファイナンスからの提案を議論します。心がけていることは状況報告のみの会議で終わってしまわないこと。毎週金曜日は可能な限り会議を入れず、その週を振り返って課題に対応したり、翌週以降の計画、その他ファイナンスができる‘Value Add(付加価値創造)’な役割等について考えます。