Interviews

投資銀行・法人金融部門

J. Yanagibashi

ディレクター

文学部卒

高い情報収集能力と顧客との関係性から
最先端の金融プロダクトの提供を目指す

入社動機Motivation to Join the Company

大学時代は文学部で歴史を学ぶとともに、司法試験の勉強をするなど様々なことに興味を持ちましたが、M&Aという取引のダイナミックさに強く惹かれ、最終的には外資系の投資銀行を志望しました。新卒時は別の米系投資銀行に入社し、欧州系に移籍したのち、更なる活躍の場を求めてシティに入社しました。豊富な案件実績に加え、グローバルなフランチャイズや働きやすそうな雰囲気などが、シティを選んだ理由です。特に、シティは米系投資銀行の中でも最もグローバルに展開しており、クロスボーダーなアドバイスを求めるクライアントに対して、強みになっているものと考えています。

キャリアステップCareer Step

アソシエイトとして、金融機関を担当するチームに入社しました。金融機関のクライアントにおいては、M&Aのアドバイザリーに加えて、資金調達のニーズも高く、様々なプロダクトの案件に関与していく機会に恵まれ、その過程で徐々にクライアントとのリレーションを深めていきました。シティの窓口として自分宛にご連絡をいただけるようになると嬉しかったのを覚えています。現在は金融機関のみならず、幅広いクライアントを担当しています。

業務内容Business Content

クライアントを担当するカバレッジバンカーとして、様々なクライアントのシティにおける窓口となっています。オリジネーションと呼ばれる案件の組成段階においては、シティの各プロダクトチームとも協力しながら、様々なアイデアを取りまとめ、クライアントへのご提案や情報提供につなげていきます。また、案件の執行段階においては、プロダクトバンカーともに自らも引き続き案件に関与し、クライアントに直接アドバイスを行っています。

一日のスケジュールSchedule of the Day

各種ニュースや海外チームからのメールなどを確認するところから一日がスタートします。日中はクライアントとのミーティングやビデオ会議を行いつつ、社内の打ち合わせや資料の作成・確認などを進めます。夜はクライアントとの会食や海外チームとのビデオ会議などが入ることが多いですが、日によって様々で、時間のある時にはジムに行き、健康管理にも努めています。また、コロナ禍以前は多かった海外出張も直近はありませんでしたが、今後また増えてくるのではないかと感じています。

仕事のやりがい・醍醐味Rewarding

M&A案件でも、資金調達案件でも、投資銀行はクライアントの重要なコーポレートアクションに一緒に取り組ませていただく立場です。その分プロフェッショナルとして求められる水準は高いですが、無事やり遂げた際にクライアントと共に喜べる充実感は何物にも代えがたいものがあります。また、法規制や会計面など、クライアント企業を取り巻く環境を十分に理解しながら、最先端の金融プロダクトをご提供するという点で、知的好奇心が満たされる仕事でもあります。

今後の目標Future

特別なことはありませんが、今後益々クライアントのお役に立てるよう、引き続き精進することです。日本企業は更に飛躍できるはずだと信じており、そのためにシティのグローバルな知見やソリューションをご活用いただけるものと考えています。そのためには、私自身常に各方面にアンテナを張り情報収集に努め、クライアントの課題や最先端のプロダクトについての理解を深めて、自らを成長させることを続けていきたいと思っています。

学生へのメッセージMessage

投資銀行の仕事は、クライアントの重要な局面において経営陣の方に直接アドバイスすることのできる、スケールの大きな仕事であると思っています。また、個人にとっても、プロフェッショナルとしてチャレンジを続ける中で、様々な面で自らを成長させることができます。簡単な仕事ではありませんが、ハイレベルな環境の中でスキルアップしていきたい方には最適な仕事の一つではないでしょうか。チャレンジ精神を持った学生の方に、ぜひ挑戦していただきたいと思っています。