Interviews
投資銀行部門
I. Yun
シニアアナリスト
政治経済学部卒
入社動機Motivation to Join the Company
在学中は幅広く様々な業界に興味を持っていましたが、就職活動の軸を業界横断的に色々な企業・ビジネスを見ることができそうと考えた「金融業界」×「成長速度」と決め、よりチャレンジングな環境で能力をストレッチできる場所であると感じた投資銀行を目指しました。数多くの証券会社がある中で、シティが有する約100か国に渡るグローバルなネットワークと、面接やインターン等におけるコミュニケーションを通じて感じたのびやかな雰囲気に惹かれ、シティへの入社を決めました。
キャリアステップCareer Step
入社直後には、社会人としての基本的な作法を含む包括的な新卒研修や、業務上必要なツールの利用方法に関する外部の研修を受講しました。アナリスト1年目としての業務を開始した当初の配属は不動産チームでしたが、約3ヶ月の短い配属期間の間に3つの案件を担当し、入社直後から案件執行について学ぶことができました。夏のローテーションでは配属先の希望のヒアリングがあり、1年目はコンシューマー・リテールチーム、2年目はテクノロジー・メディア・テレコム (TMT)チームに配属されました。1~2年目にかけてはチームの垣根を超えてケミカルチームの案件も担当でき、こちらでも大変貴重な経験が得られました。
業務内容Business Content
現在はアナリストとして提案資料の作成のための情報収集・データ分析や、案件執行に携わっています。具体的には、クライアントに提案するテーマに基づいて定量・定性データを調査・分析し、グラフや情報のサマリーといった資料のパーツを作成しています。また、シニアバンカーがクライアントからヒアリングした課題を深堀して調べたり、マーケット動向のアップデートや中期経営計画策定に係るアドバイスなど、総合的なサポートも行います。直接には案件獲得に繋がらないかもしれませんが、クライアントからの信頼を得るという側面は勿論、一アナリストとしてもクライアント企業についてより深く知ることができるよい機会と捉えています。
一日のスケジュールSchedule of the Day
一日の業務スケジュールは日によって大きく異なりますが、起床後のニュース確認やその日のTo do確認は日課にしています。典型的な一日の流れとしては、始業時に社内外のメールを確認・整理し、その後は提案資料の作成や案件執行に係る作業に時間を使っています。終業前にメールと翌日のTo doを整理して退勤します。昼食・夕食は余裕があれば同僚とオフィス付近でとることもあります。
仕事のやりがい・醍醐味Rewarding
一般に投資銀行業務はM&Aの案件執行がメインと思われることが多く、実際にM&A案件の執行はライブ感があって非常にエキサイティングですが、個人的には日々の提案活動にも大いに面白みを感じています。提案活動には大きく3つの段階があると思いますが、(1) 世界情勢や市況、業界の動向・展望といったマクロな観点に加えて、クライアントの状況や課題を分析・理解する段階、(2) それに基づいてクライアントの今後の在り方、戦略について社内で議論・検討する段階、(3) 社内で議論したアイデアを具体的な提案として直接マネジメント層にお持ちし、議論する段階、それぞれの過程で多くの学びや気づきが得られることが醍醐味であると考えます。チームの提案がクライアントに受け入れられ、実際に案件として動き出す際にはやりがいも感じます。
今後の目標Future
シティの一社員としては、クライアントにとってのより心強いパートナーとして、よりよい提案・サービスを提供するための一助になることが目標です。個人レベルでは、仕事と私生活の両立を目指しています。仕事は好きな方ですが、個人的にはプライベートも同程度重要であると考えているため、キャリアとプライベートの両方の充実を日々意識しています。
学生へのメッセージMessage
自身の経験も踏まえ、就職活動で学生として色々な業界・役職の方と接することには、単なる就職先探し以上の価値があると考えています。是非この機会に様々な業界の多様な考えや視点を持った方々と交流していただき、ご自身にとってベストな環境を見つけていただきたいです。その中で、シティにご興味を持っていただければ大変嬉しく思います。