Interviews
投資銀行部門
D. Kitatani
ディレクター
法学部卒
入社動機Motivation to Join the Company
大学入学まで海外に住んでいた経験もあったことから、国際的な環境で働くことを希望していました。就職活動を通して、投資銀行に勤めている先輩や社員の話を聞き、クロスボーダーの案件や多種多様なバックグランドの方がいると知り、自分もチャレンジングな環境で働きたいと思ったのがこの業界を志望するきっかけでした。新卒としては、同業他社に就職したものの、シティのカルチャー、働いている社員、および日本への揺るぎない姿勢に惹かれ、転職することにしました。
キャリアステップCareer Step
中途採用であったため、入社から同じ部署に所属しています。入社直後は上司やチームメンバーからのサポートやOJT(On the Job Training)を通して仕事内容の習得およびステップアップを図りました。アソシエイトに昇格後は、ニューヨークの研修に1カ月半程度参加し、ファイナンスやモデリングをはじめ、クライアント・コミュニケーション、プレゼンテーション、プロダクトに関する講義に参加しました。バイスプレジデントに昇格後は、ニューヨーク、ロンドンにて短期のトレーニング・プログラムに参加しました。
業務内容Business Content
私が所属するデット・キャピタル・マーケット部は、金融法人、事業法人および地方公共団体等の公的機関に国内普通社債、外債、ハイブリッド債等の債券を用いた資金調達の提案等を行っています。主な業務は、実際の提案に加え、お客様向けの国内外マーケット・アップデート・レポートや提案資料の作成です。また、進行中の案件があれば、マーケットやドキュメンテーション等について各担当者と相談する等、お客様にとって最善な調達戦力を考え、実行できるよう努めています。現状のポジションでは、資料作成等に加え、よりお客様とのコミュニケーション・営業等に注力しています。
仕事のやりがい・醍醐味Rewarding
プレッシャーはあるものの、重要な案件やお客様を任されて、全力で取り組み、結果が出た時が最も仕事にやりがいを感じる時です。また、チームとして取り組んでいた案件が無事にクローズし、お客様、市場から評価された際は特に達成感を覚えます。シティでは若手に常に成長、挑戦できる機会が与えられます。その機会や期待に応えることができ、かつ自分の成長を実感できることが若手にとって一番のモチベーションになるかと思います。
今後の目標Future
若手の時から継続的に持っている目標としては、お客様により幅広く、付加価値があり、かつ適格な提案ができるような投資銀行マンを目指しています。また、投資銀行ビジネスは、提案力等も大事なものの、人と人とのリレーション・信頼に基づいたビジネスのため、お客様により信頼され、指名されるほどの存在になれるよう挑戦していきたいと思っています。
学生へのメッセージMessage
就職活動はこれまでの人生の中で自分を見つめ直すと同時に、多くの人や企業と出会う一番の機会だと思います。この機会を利用して、ぜひ多くの企業や社員と出会い、自分に最適な職場や業種を探してください。その結果、投資銀行業界が自分に最適であると結論が出た際は、ぜひシティを一つの選択肢として応募していただければと思います。
一日のスケジュールSchedule of the Day
出社後、海外からのメールや情報端末で前夜の市場動向を確認します。午前中に外出予定がなければ、提案資料の作成や若手社員が作成した資料等の確認、進行中の案件があれば国内外のチームメンバーと会議を行い、お客様にとって最適な実行案について議論します。外出予定があればお客様を訪問の上、マーケット動向のアップデートや直近の案件について説明し、お客様の悩みやニーズを聞き、次回の訪問につなげます。夕方以降は社内会議に参加し、投資銀行部門とお客様の資金調達ニーズについて議論します。夜は接待や進行している案件等、何もなければ翌日のスケジュール等を確認の上、退社します。