Interviews

市場部門

S. Yamanaka

バイスプレジデント

経済学部卒

常に結果に責任を持つことで
プロフェッショナルとして成長し続ける

入社動機Motivation to Join the Company

キャリアを選ぶ際、重要視していたのは、早い段階で責任のある仕事を任せてもらえること、そしてその成果が正当に評価されることでした。外資系やベンチャーなど、漠然と少数精鋭の会社を意識する中、この仕事を選ぶ決定打となったのは、3年生の夏にシティで行った長期のインターンシップでの経験です。インターンという立場にもかかわらず、現場で進行中のプロジェクトの一端を任され、自分のアイディア・工夫・努力が、直接的に収益につながっていくのを目の当たりにしました。一回り離れた社員とも、価値のある意見さえあれば対等に議論できる環境であったため、限られた経験と知識でそれを用意するために、毎晩ロンドンオフィスの社員と連絡を取っていた期間もありました。このようにして、チームに貢献し自身も成長していく過程が本当に刺激的で面白く、この会社への入社を決めました。

キャリアステップCareer Step

内定後の複数回の面談、入社後3週間の国内研修と5週間のNY研修を経て、金利商品トレーディングのチームに加わる事になりました。複雑な商品を扱うトレーディングデスクへの配属となり、初めは分からないことだらけでしたが、積極的にチャンスをくれる上司にも恵まれ、出来ることから少しずつ仕事を譲り受けつつ実務を覚えていきました。転機が訪れたのは入社2年目、上司の異動が決まった時でした。経験値はまだまだ足りなかったものの、自分を信頼してくれていた元上司や本部長、いつでもサポートをしてくれる先輩、またセールスやストラクチャリングの支えもあり、今ではデスクを任せてもらっています。

業務内容Business Content

対話を通じてつかんだ顧客のニーズをセールスが持ち込み、ストラクチャリングがさまざまな工夫やアイディアによって、それを取引可能な形に落とし込んでくれます。トレーダーの役目は、マーケットに対する知見を生かし、これに対して適切な買値や売値をつけて約定し、そうして集まった取引の集合体であるポートフォリオの価値を保存することです。中でも、取引頻度の少ない商品を扱うことが多い自分のデスクでは、理論的な価値だけではなく、需給や商品自体の特性を鑑みながら、慎重かつ公正な価格を付けていくことが求められています。そのため、数学的素養だけでなく、総合的な判断力や論理性、そしてチームメイトとのコミュニケーション能力が試される仕事であると感じています。

仕事のやりがい・醍醐味Rewarding

トレーダーという仕事の一番面白いところは、最終的な収益の全ての責任を負うことであると感じています。市場の好況不況や、自分の取引する商品への需要などはトレーダーの意思とは関係なく変遷し、それらのマクロ的要因が仕事のやりやすさに多大な影響を及ぼすことは言うまでもありません。しかしながら、環境が厳しい時ほど、セールスやストラクチャリングとの協力を通じて新たな収益機会を見つけ、より効率的にポートフォリオのマネジメントを行う原動力は強くなり、それらの努力やアイディアが月末や年度末に数字として身を結んだときは非常に大きな達成感を感じます。また、プレイヤーの少ないニッチな世界で誰よりも商品の性質や市場に対する知見を深めていく事にも大きなやりがいを感じています。

今後の目標Future

デスクを任された今、直近の目標は、トレーダーとしての専門性を磨き、成果を残し、強い信任を得ていくことに他なりません。マーケットに真剣に向き合う経験だけではなく、他のトレーダーやセールスとのコミュニケーションを通じても、必要な知見を深めていきたいと考えています。より長期的な目標としては、専門性を高めつつも、広い視野や柔軟な思考は失わず、幅広い商品を扱うデスクである特性を生かし、市場やビジネスモデル、あるいはテクノロジーの大変革に際して、チームの進むべき方向性を提案できるような存在となりたいと考えています。

学生へのメッセージMessage

限られた情報しか得られない中で、自分のキャリアの出発点を決めるのはとても難しいことだと思います。一方で、仕事の具体的な中身にかかわらず、プロフェッショナルとして仕事をする醍醐味は、自ら立てた目標を一つずつこなしていくことによって得られる達成感なのではないかと感じています。私は今この喜びをトレーディングを通じて体感しています。一方で、この状況を就活中に想像できていた訳では当然ありません。あまり馴染みのない仕事ではありますが、もし興味を持っていただければ、皆さんにも是非、挑戦してみていただければと思います。

一日のスケジュールSchedule of the Day

朝目覚めてからは、ブルームバーグのニュースやインターナルのコメンタリーなどを読み、海外の情報を仕入れます。出社後は、豪州のマーケットで必要な取引や、金利チームの朝会への参加、ポートフォリオのリスクチェックなどを行い8:45の円金利マーケットオープンに備えます。マーケットが開いてからは、市況を見つつ、プライシングや顧客からの依頼などに対応しますが、静かな日であれば、会議室に入り、より長期的な展望などについて他のトレーダーと議論することもあります。マーケットが閉まってからは、必要であればロンドンマーケットでの取引や、長期的なプロジェクトなどに取り組みます。