プレスリリース

2022年7月12日

国連開発計画とシティ・ファウンデーション「Youth Co:Labソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022」を開催

国連開発計画（UNDP）とシティ・ファウンデーションは、本年度も「Youth Co:Lab（ユース・コーラボ）」を実施することを発表しました。また本日、ユース・コーラボのメインプログラムである起業アイディアコンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022」の応募受付を開始しました。本コンテストは、若者によるアイディアに注目し後押しすることで、若者の可能性を伸ばすとともに、より革新的な社会課題の解決策を生み出すことを目標としています。

「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022」は高校生から35歳未満の方までの参加を受け付け、SDGs達成に焦点を当てたビジネスモデルやアイディアを広く募集します。特に今年は、SDGs達成の基本 原則である「Leave No One Behind ～誰一人取り残さない～」をテーマに、支援やサービスが届きにくい立場にいる人々をターゲットとしたビジネスにも着目します。最優秀賞や観客賞などに加え、新たに「Leave No One Behind 」賞を設けました。応募締め切りは、2022年9月26日（月）正午です。コンテストは2022年11月にオンライン形式で開催を予定しています。

昨年オンライン形式で開催した「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会 2021」には、全国および海外から78名の応募があり、二次選考を通過した9組の最終選考者が、約200名の観客と審査員に向けてビジネス・アイディアを披露しました。

「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2022」の応募要領は、UNDPのウェブサイト（https://bit.ly/SICJPN2022）をご覧ください。

ユース・コーラボは、アジア太平洋地域28の国と地域で展開しており、SDGsの達成に向けた、若者による社会革新や起業を支援する活動としてはアジア太平洋地域で最大規模です。同活動は2017年の開始以来、これまで域内の各国で11,000人以上の若手社会起業家を支援し、1,240以上の若者主導による社会的事業の設立や事業拡大支援を行ってきました。関連イベントの参加者は20万人以上に上ります。

日本では2019年の開始から活動４年目を迎えます。開始当初から、一貫して日本の社会・環境課題解決に取り組む若手起業家の育成のため、政府や市民社会、民間を含む国内の起業家エコシステムの拡大を目指し、若者がSDGsの達成に向け新たな解決策を生み出し広げる能力をつけられるよう支援しています。